SHIBUYA FASHION WEEK 2025 Spring × Bunkamura「Bunkamuraの未来を照らす新しいアート体験2025」
Point
「渋谷ファッションウィーク2025春」と東急が共同で開催した『Bunkamuraの未来を照らす新しいアート体験 2025』展。アートプログラムとして、渋谷の“街(ストリート)”をコンセプトに、参加アーティストがそれぞれの視点で紐解く作品を制作した。
オーチャードホールを除き休館中のBunkamura館内で、SIDE CORE、LGSA by EIOS、河野未彩が新作インスタレーション等を展示。屋外では、隣接エリアの解体工事にともない新たに現れたBunkamuraの外壁に大山エンリコイサムが大型壁画を制作。また、会期中はアオイヤマダによるパフォーマンスや、トークイベント等の関連イベントも行なった。
- 「渋谷ファッションウィーク2025春」と東急の共催企画
- 参加アーティストがそれぞれの視点で渋谷の“街(ストリート)”を紐解く
- 休館中のBunkamura館内、解体工事中の外壁など屋内外にアート作品を展示
- ARTnews JAPAN編集長監修、都市とアートについてのトークセッション
Inoformation
- 開催期間
2025年3月13日(木) – 3月23日(日)
13:00–20:00- 展示場所
Bunkamura (住所: 渋谷区道玄坂2-24-1)
- 参加アーティスト
SIDE CORE、LGSA by EIOS、河野未彩、大山エンリコイサム(屋外展示)
- パフォーマンス
アオイヤマダ、千葉広樹
- 主催
渋谷ファッションウィーク
- 共催
東急株式会社、Bunkamura
- 企画制作
Bunkamura
- メディアパートナー
ARTnews JAPAN
- 特別協力
東急グループ
※本企画は渋谷ファッションウィークが参画する、クリエイティブの祭典Tokyo Creative Salon 2025 の一環として開催。
EXIBITION
INSIDE the Bunkamura
資料でひもとくストリート LGSA by EIOSの視点から
LGSA by EIOS(ラグサ バイ エイオス)の書籍資料を展示。
- アーティスト
LGSA by EIOS
- 展示場所
Bunkamura 地下1階 旧Bunkamura Studio
- 作品キャプション
- 「資料でひもとくストリート LGSA by EIOSの視点から」展示風景、2025年
Bunkamura 地下1階、旧Bunkamura Studio(渋谷、東京)
©︎EIOS
Photo ©︎Shu Nakagawa
- 「資料でひもとくストリート LGSA by EIOSの視点から」展示風景、2025年
Rode work Shibuya
Rode work シリーズの大型新作インスタレーションを展示。
また、休業中のドゥ マゴ パリ店内でも新作の展示を行いました。
- アーティスト
SIDE CORE
- 展示場所
Bunkamura 地下1階 吹き抜け
- 作品キャプション
- 写真1〜3
SIDE CORE《rode work shibuya》2025 - 写真4〜5
SIDE CORE《柔らかい建築の為の習作》2025 - 写真6〜8
SIDE CORE《day by day》2025
- 写真1〜3
OUTSIDE the Bunkamura
【発光×干渉×鑑賞】者
Bunkamuraの入口の広いエントランスに、鮮やかな光と行き交う人々が交差する空間をデザイン。
- アーティスト
河野未彩
- 展示場所
Bunkamura 1階 正面エントランス
- 作品キャプション
- 河野未彩 《[ 発光×干渉×鑑賞 ] 者》2025
FFIGURATI #652
Bunkamuraの外壁に大型壁画を制作。多くの人でにぎわう文化村通りの景観をダイナミックに変容させた。
- アーティスト
大山エンリコイサム
- 展示場所
Bunkamura 外壁 (東急百貨店本店跡地に面したBunkamuraの壁面)
TALK & PERFORMANCE PROGRAM supported by ARTnews JAPAN
ARTnews JAPAN編集長をモデレーターに、参加アーティストと各界のゲストによるトークセッションおよびパフォーマンスを実施。都市とアートの関係性をテーマに、アーティスト・編集者・東急担当者が渋谷の文化的未来について議論した。
TALK SESSION 01:Bunkamura発。都市の未来へのアートの問い
独自の文化を生み出す場所として絶えず変容を遂げてきた渋谷は、21世紀においても文化発信地としての輝きを維持し続けることができるのか。渋谷にストリートアートの資料室を開室予定のアーティスト、大山エンリコイサムと、これまで渋谷の文化に様々な立場で携わってきた東急株式会社の寄本健が、アートがこれからの街づくりに果たしうる役割を語ります。
出演:大山エンリコイサム×寄本健 (東急㈱ 文化・エンターテインメント事業部 アート&カルチャー担当)
開催日時:2025年3月15日(土) 14:00–15:00
会場:Bunkamura 地下1階 特設会場 (※休業中の「ドゥ マゴ パリ」店内)
TALK SESSION 02:いかに都市のルールを揺さぶるか
既存のルールにとらわれない若者たちの自由な表現を受け入れてきた渋谷。開発目覚ましい渋谷、ひいては東京が、これからも多様性を受容しながら弾力を持って進化し続けるために必要なこととは? 「都市空間における表現の拡張」をテーマに表現活動を展開しているSIDE COREと、80年代から日本のサブカルチャー、人文、アート、文学など異なる領域を行き来しながら数々のベストセラーを生み出してきた名編集者、穂原俊二との対話を通じて、これからの都市と人、文化のありようを探ります。
出演:SIDE CORE × 穂原俊二 (編集者)
開催日時:2025年3月15日(土) 15:30–16:30
会場:Bunkamura 地下1階 特設会場 (※休業中の「ドゥ マゴ パリ」店内)
TALK & PERFORMANCE
光と身体で街を記述する
観るものの身体感覚に訴えかける新しい表現のあり方を探求してきたアーティスト、河野未彩と、ダンサー/俳優のアオイヤマダ。視覚芸術とパフォーマンスという異なる表現が交差する数々のコラボレーションを行ってきた二人が、視覚と身体を通じて街を記述していくこと、その実践から生まれる新しい視点の可能性について対話します。また、パフォーマンスでは音楽家の千葉広樹も参加し、3者による特別コラボレーションを展開します。
開催日時:2025年3月16日(日)
TALK:河野未彩 × アオイヤマダ
PERFORMANCE:河野未彩 × アオイヤマダ × 千葉広樹
会場:Bunkamura 地下1階 特設会場 (※休業中の「ドゥ マゴ パリ」店内)
プロフィール
SIDE CORE
2012 年より活動を開始、東京都を拠点に活動。メンバーは高須咲恵、松下徹、西広太志。映像ディレクターは播本和宜。個人がいかに都市や公共空間のなかでメッセージを発するかという問いのもと、ストリートカルチャーの思想や歴史などを参照し制作する。ときに他ジャンルの表現者を交えたプロジェクトとして、 都市の死角や隙間となる場所で多彩な作品を展開。近年には、個展「SIDE CORE 展|コンクリート・プラネット」(ワタリウム美術館+屋外、2024) 開催、第 8 回横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで生きてる」(横浜美術館ほか、2024) 参加。
LGSA by EIOS
大山エンリコイサムスタジオが運営する資料室/ギャラリー。 ストリートアートとエアロゾル・ライティング、および隣接する文化領域について、社会理解の浸透と向上を目的とする。文献の収集・管理・公開を主務に、展覧会やトークイベントなど複合的なプログラムを実施し、ストリートアートをめぐる言説環境の整備に従事する。
※2025年渋谷にて開室。
X:@lgsa_by_eios
Instagram:@lgsa_by_eios
河野未彩
視覚ディレクター/グラフィックアーティスト。音楽や美術に漂う宇宙観に強く惹かれ、2000年代半ばから創作活動を始める。多摩美術大学プロダクトデザイン専攻卒業後、現象や女性像に着目した色彩快楽的な作品を多数手がける。多色の影をつくる照明「RGB_Light」(https://rgblight.net)は、日米特許取得から製品化までを実現。最近の展覧会に「海老坐禅展」(PARCO MUSEUM TOKYO、2025)、「宙 飛ぶ リンゴ」(HARUKAITO by ISLAND、2024)、ART SQUIGGLE YOKOHAMA 2024 (山下埠頭、2024)、TOKYO GENDAI (パシフィコ横浜、2024) など。
大山エンリコイサム
美術家。ストリートアートの一領域であるエアロゾル・ライティングのヴィジュアルを再解釈したモティーフ「クイックターン・ストラクチャー」を起点にメディアを横断する表現を展開。イタリア人の父と日本人の母のもと、1983年に東京で生まれ、同地に育つ。2007年に慶應義塾大学卒業、2009年に東京藝術大学大学院修了。2011-12年にアジアン・カルチュラル・カウンシルの招聘でニューヨークに滞在以降、ブルックリンにスタジオを構えて制作。これまでに大和日英基金(ロンドン)、マリアンナ・キストラー・ビーチ美術館(カンザス)、ポーラ美術館(箱根)、中村キース・ヘリング美術館(山梨)、タワー49ギャラリー(ニューヨーク)、神奈川県民ホールギャラリー、慶應義塾ミュージアム・コモンズ(東京)などで個展を開催。『アゲインスト・リテラシー』(LIXIL出版)、『ストリートアートの素顔』(青土社)、『ストリートの美術』(講談社)、『エアロゾルの意味論』(青土社)などの著作を刊行。2020年には東京にもスタジオを開設し、現在は二都市で制作を行なう。
Enrico Isamu Oyama
X:@enrico_i_oyama
Instagram:@enricoisamuoyama
穂原俊二
編集者。イースト・プレス所属。編集した本に、村上隆「芸術起業論」、会田誠「カリコリせんとや生まれけむ」、椹木野衣「反アート入門」、卯城竜太「芸術活動論」、松田修「尼人」、森川嘉一郎「趣都の誕生 萌える都市アキハバラ」、山本浩貴「ポスト人新世の芸術」、久保友香「ガングロ族の最期」など
2021年、道玄坂上でWHITE ROOMを主宰。
アオイヤマダ
パフォーミングアーティスト。東京2020オリンピック閉会式ソロパフォーマンス、ダムタイプ『2020』パフォーマンスの他、ヴィム・ヴェンダース 作品『PERFECT DAYS』やNetflixドラマ『First Love初恋』に俳優としての出演や、宇多田ヒカル「何色でもない花」のMVを振付。NHK『ドキュメント72時間』のナレーションなどに携わるなど、身体と声で活動を広げている。ポエトリーダンスユニット アオイツキ、生き様パフォーマンス集団『東京QQQ』としても活動中。所属するクリエイティブコレクティブ”海老坐禅”の作品集『EBIZAZEN』が刊行された。
千葉広樹
ベーシスト/作曲家
コントラバスによるクラシカルなサウンドとアトモスフェリックな電子音を奏でる音楽家。これまでに4枚のソロアルバムをリリース。荒内佑(cero)とのユニット王睘 土竟、自身のバンドIsolation Music Trio、蓮沼執太フィル、優河with魔法バンド、サンガツのメンバーでもある。arauchi yu、優河、Janis Crunch、などのプロデュース、UA、吉田省念、原摩利彦、岡田拓郎、Julia Shortreed、渡邊琢磨などのベーシスト。2025年公開の吉田大八監督作品『敵』のサウンドトラックを制作。
linktr.ee:@Hirokichiba